◇◇リチャード・フラナガン◇◇

1961年、オーストラリア・タスマニア州生まれ。16歳で大工を志して学校を退学し、奥地で測量技師として働く。やがて学業に復帰し、タスマニア大学、オックスフォード大学修士課程で歴史学を修める。帰国後はリバーガイド、建設現場の作業員などの職に就く。小説 Death of a River Guide(1994)でデビューし、多くの読者に支持される。つづいて小説 The Sound of One Hand Clapping(1997)が15万部を超えるベストセラーを記録し、作家本人が脚本・監督を手がけて映画化、ベルリン映画祭最優秀作品賞にノミネート(1998)される。そして第3作目の小説『グールド魚類画帖 十二の魚をめぐる小説』(白水社、2005)Gould's Book of Fish : a novel in twelve fishで、英連邦作家賞を受賞(2002)して、世界的に高い評価を受ける。近年は、バズ・ラーマン監督の映画『オーストラリア』(2008)で脚本を共同執筆したほか、最新長編小説 Wanting(2008)を発表した。また、アボリジニ問題、森林保護についても積極的に発言、運動を続けている。


The Unknown Terrorist (2006) / 姿なきテロリスト (2009)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

back topへ



■home ■Movie ■Book ■Art ■Music ■Politics ■Life ■Others ■Digital ■Current Issues