アメリカの文化戦争:たそがれゆく共通の夢 / トッド・ギトリン
The Twilight of Common Dreams: Why America Is Wracked by Culture Wars / Todd Gitlin (1995)


2001年/疋田三良・向井俊二訳/彩流社
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(初出:)

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◆目次◆

    はしがき
T 問題の所在
1章 オークランドの正体不明の戦い
U 共通性の枯渇
2章 「アメリカ人にこんなことをするなんて」
01 夢、坩堝、人民戦線
02 赤い血、緑の芝生、偉大なる信条
03 ベトナムの亀裂と「反米」左翼
04 レーガンの王政復古
05 過ぎたるは及ばざるが如し
3章 左翼理念の分裂
01 人類連合か合衆国か
02 すべての階級を無くす理論から神不在の神学まで
03 ニューレフトと新たな普遍の模索
V 差異の拡大
4章 アメリカは有色化するか
5章 右派はホワイトハウスを占拠、こちらは文学部へデモ
01 標語としてのアイデンティティ
02 黒の美と力
03 エスニックの増殖
04 分離への衝動
05 代理政治としての文化、代理社会としてのキャンパス
06 アイデンティティの増殖
6章 反動
01 緋文字
02 メディアの恣意性
03 右旋回
04 もう一つの正体不明の戦い
7章 われわれはどこの者か
01 アイデンティティの盲目性
02 攻撃にさらされた啓蒙主義
W 多文化主義の棘
8章 共同性の行方
   
解説 「文化戦争」の概念と理念 樋口映美
  01 歴史の鏡に映して―移民の国の文化的葛藤
  02 エリート文化をめぐる多様な戦場
  03 歴史教育論争とギトリン
  04 多文化主義論争とギトリン
   
  訳者あとがき
  原注
  索引

◆著者プロフィール◆

トッド・ギトリン
1943年生まれ。ハーバード大学卒(数学)、ミシガン大学大学院(政治学)に進み、その間SDS(民主社会を求める学生同盟)の議長に就任。カリフォルニア大学バークレー校を経て、現在ニューヨーク大学でジャーナリズムと社会学を担当。



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