◇◇セシル・ドゥ・フランス◇◇

1975年7月17日生まれ、ベルギーのナミュール出身。6歳で舞台に立ち始め、17歳のときにパリに移り、演技の勉強を続けた。その後、リュー・ブランシュ劇場の演劇学校に入学。それは外国人俳優としてはめったにない名誉である。主にフランスの舞台や映画、テレビで活躍する。2002年、セドリック・クラピッシュ監督の『スパニッシュ・アパートメント』のイザベル役で映画ファンと批評家からの注目を浴び、仏セザール賞とリュミエール賞の有望若手女優賞を獲得。続編の『ロシアン・ドールズ』(05)で再びイザベルを演じ、セザール賞最優秀助演女優賞を受賞した。ダニエル・ドンプソン監督の『モンテーニュ通りのカフェ』(06)とクロード・ミレール監督の「秘密」(07)では同賞主演女優賞にノミネートされた。
ハリウッド進出のきっかけとなったのは、アレクサンドル・アジャ監督の『ハイテンション』(03)と、ジャッキー・チェン、スティーブ・クーガンと共演した『80デイズ』(04)。以降、アメリカとヨーロッパの両方で幅広い役柄を演じている。最新公開作は、クリント・イーストウッド監督『ヒア アフター』(11)。また、05年のカンヌ映画祭では開会式・閉会式の司会を務め、フランスで近年最も勢いのある女優のひとりである。

(『少年と自転車』プレスより引用)>

ヒア アフター (2010)
少年と自転車 (2011)
 
 
 
 
 
 
 

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