◇◇ワン・チュアンアン(チュエンアン)/Wang Quan’an◇◇

 

1965年生まれ。91年に北京電影学院を卒業。西安映画スタジオで多くの脚本を手がける。2000年に『月蝕(原題)』で監督デビュー。モスクワ国際映画祭で国際審査員賞を受賞したのをはじめ、フランス、イタリア、韓国などの映画祭に出品され、注目を集める。2003年の『驚蟄(原題)』もベルリン国際映画祭などで好評を博し、主演を務めたユー・ナンは中国金鶏賞とパリ国際映画祭で最優秀主演女優賞を獲得。同じくユー・ナンを主演に迎えた2005年の『トゥヤーの結婚』では、内モンゴル自治区を舞台に、一人の女性の結婚を巡る悲喜こもごもをドラマティックに描き切り、ベルリン国際映画祭で見事に金熊賞(グランプリ)を受賞した。そして、4年ぶりとなる待望の新作『再会の食卓』もベルリン映画祭のコンペティションに出品され、若手女性脚本家ナ・ジンと共に銀熊賞(最優秀脚本賞)を獲得。世界が注目する若手中国人監督として、『長江哀歌』のジャ・ジャンクーと並ぶ存在と目されている。

(『再会の食卓』プレスより引用)


▼リサ・ルー、リン・フォン共演の『再会の食卓』(09)


再会の食卓 (2009)
トゥヤーの結婚 (2006)

 
 
 
 
 

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