1966年、イギリス・ロチェスター生まれ。舞台演出を中心にオペラ、映画など多方面で活躍。ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーなどイギリス大手カンパニーで多くの受賞作品を演出。また、ウェストヨークシャー・プレイハウス、オールド・ヴィック・シアターの副監督も務めた。これまでに英オリビエ賞で新作ミュージカル作品賞ほか7部門を受賞したロアルド・ダール作「Matilda The Musical」(12年)、米トニー賞で作品賞、演出賞を受賞したヤスミナ・レザの戯曲「God of Carnage」(09年)をはじめ、英米の両方で多数受賞、ノミネートされている。映画監督デビュー作は、サム・シェパードの戯曲を映画化した『背信の行方』(99年)で、本作は長編第2作目となる。