1956年バルセロナ生まれ。プロデューサー、脚本家、監督。
長編映画の監督は本作が8作目。『フリア　よみがえり少女』は2012年ベルリン国際映画祭コンペティション部門に正式出品された。2002年にナダル賞受賞作家のフランシスコ・カサベラの原作を映画化した「Volveras(02)」でゴヤ賞の最優秀脚色賞にノミネート。2006年に監督した「Las vidas de Celia（06）」はサン・セバスチャン映画祭のコンペティション部門に正式出品された。他の監督作に「Susanna（96）」「Manila（91）」などがある。
また90年にオベロン・シネマトグラフィカを設立。創立以来、常に独創的で高品質なプロジェクトを企画し、厳しくクオリティーをコントロールしながら多くの映画やテレビ作品を制作。一貫して高い芸術性と集客力のあるプロジェクトを供給し続けており、現在はバルセロナで有数の企業へと成長を果たしている。この会社で自身の監督作およびほかの監督たちの作品をプロデュースしている。彼が製作した主な作品は2010年のサン・セバスチャン国際映画祭で審査員特別賞を受賞したジュディス・コレールとジョルディ・カデナが監督した「Elisa K(10)」、第59回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞し、ペルーのアカデミー賞外国語映画賞代表作品に選出されたクラウディア・リョサ監督の『悲しみのミルク（08）』と同じくリョサ監督の「Madeinusa（06）」、アグスティン・ビラロンガ、リディア ・ シメルマン、イサーク ＝ピエール・ ラシーネら3人が監督した「Aro Tolbukhin (02)」、マーク ・レシャ監督の「Pau i el seu germa（01）」や「L'arbre de les cireres（98）」などがある。

(『フリア よみがえり少女』プレスより引用)>