◇◇ヤスミラ・ジュバニッチ/Jasmila Zbanic◇◇

 

1974年12月19日 サラエボ生まれ。ボスニア紛争の最中に青春時代を過ごし、サラエボのパフォーミング・アーツ・アカデミーで学位を取得。米バーモント州の「ブレッド&パペット」で人形遣いとして働く、同時にワークショップでピエロの演技を学んだ。帰国後、アーティストのための協会「Deblokada」を設立し、ドキュメンタリーや短編映画の製作を始める。2006年にベルリン国際映画祭で長編デビュー作『サラエボの花』が金熊賞・エキュメニカル審査員賞・平和映画賞の3賞を受賞したほか世界17冠7ノミネートを果たす。続く『サラエボ、希望の街角』(10)もベルリン国際映画祭コンペ部門に選出。その後ドキュメンタリー作品など数本を経て、満を持して本作を制作。米アカデミー賞国際長編映画賞ノミネートをはじめ、英国アカデミー賞(監督賞|外国語映画賞Wノミネート)、インディペンデント・スピリット賞受賞(外国語映画賞)など14冠11ノミネートと高く評価されている。2021年のベルリン国際映画祭では審査員を務めた。最新作はHBO MAXのSFドラマシリーズ『Last of Us』。『ボーダー』のアリ・アッバシ監督と共に起用されたことが発表された。

(『アイダよ、何処へ?』プレス参照)


アイダよ、何処へ? (2020)

 
 
 
 
 
 
 

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