1974年3月8日生まれ。2006年、サン・セバスティアン国際映画祭でプレミア上映された『聖家族』(05)を完成させ、多くの映画賞や国際的評価を獲得した。『Navidad』は2009年に初公開。カンヌ国際映画祭のレジデンスに選抜されて執筆した同作は、同年の監督週間に出品された。第三作『El Ano del Tigre』は2011年のロカルノ国際映画祭のコンペティション部門に出品されている。最近では、グッゲンハイム奨励金を得たほか、新しいプロジェクトの開発のためドイツ学術交流会の支援プログラムを受けている。第四作となる『グロリアの青春』は2012年のサン・セバスティアン国際映画祭でフィルム・イン・プログレス賞受賞を皮切りに、第63回(2013年)ベルリン国際映画祭においては銀熊賞・主演女優賞(パウリーナ・ガルシア)、エキュメニカル審査員賞、ドイツ・アートハウス・シネマ組合賞に輝いた。さらに本作は、2013年ハワイ国際映画祭・最優秀主演女優賞(パウリーナ・ガルシア)を受賞し、2014年のアカデミー賞・チリ代表作品に選出されている。
(『グロリアの青春』プレスより引用)
▼パウリーナ・ガルシア、セルヒオ・エルナンデス主演の『グロリアの青春』(13)は、2014年3月1日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷・ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国公開。