1908年、ポルトガル・ポルト生まれ。1931年に記録映画『ドウロ河』(31/短編/映画祭上映)で監督としてのキャリアをスタート、1942年に初の劇場長編作『アニキ・ボボ』(42/未/映画祭上映)を監督する。1963年に監督した『春の劇』(63/未/映画祭上映)では当時の政権を批判しているとされ、上映直後に投獄される。70歳を超えた1980年代以降は、『神曲』(91/未/映画祭上映)〈ベネチア国際映画祭審査員特別賞〉、『世界の始まりへの旅』(97)〈カンヌ国際映画祭国際映画批評家連盟賞〉、『クレーヴの奥方』(99)〈カンヌ国際映画祭審査員賞〉などの作品で多くの賞を受賞すると共に、映画界からの尊敬を集めている。いまだ情熱を燃やし続ける世界最高齢の映画監督による最新作は『A Igreja do Diabo』(13)。
(『ポルトガル、ここに誕生す〜ギマランイス歴史地区』プレスより引用)
●オムニバス作品『ポルトガル、ここに誕生す〜ギマランイス歴史地区』は、2013年9月14日(土)より公開。オリヴェイラは第4話の「征服者、征服さる」を監督。