1984年、ギリシャ・アテネ生まれ。2012年、監督・脚本を担当した短編“KM”がロッテルダム、ストックホルム、パーム・スプリングス、シドニー、タリン・ブラック・ナイト、インターフィルム・ベルリンなど世界40以上の国際映画祭に出品され、クロアチアのモトヴン国際映画祭で最優秀短編賞を受賞。これまでに数多くの長編映画に参加し、助監督としてリチャード・リンクレイター監督、ヨルゴス・ランティモス監督らの作品に携わる。
20年、本作『林檎とポラロイド』で長編映画デビューを果たす。デビュー作でありながらヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門のオープニング作品に選ばれる。同映画祭コンペティション部門の審査員長を務めていたケイト・ブランシェットが、評判を聞きつけて作品を観賞。作品に心酔したケイトは、映画完成後にも関わらず、エグゼクティブ・プロデューサーへの就任を熱望、そしてクレジットされた。
長編第2作目は、ケイト・ブランシェットプロデュース、キャリー・マリガン主演でハリウッドデビューの企画が進行中。
(『林檎とポラロイド』プレス参照)
▼ クリストス・ニク監督・脚本、アリス・セルヴェタリス、ソフィア・ゲオルゴヴァシリ、アナ・カレジドゥ、アリギリス・バキルジス共演の『林檎とポラロイド』(20)。