1977年、東ドイツ・ハレ生まれ。建設作業、家具運送、警備などの仕事を経て、1998年から2003年までライプツィヒ・ドイツ文学研究所に学ぶ。ドイツ再統一前後の東ドイツ・ライプツィヒの不良少年たちのリアルな生態を描いた初長篇『おれたちが夢見た頃(英題:As We Were Dreaming)』(2006)は、“東独版トレインスポッティング”などと評されてベストセラーに。多数の文学賞を受賞し、舞台化され、のちに旧東ドイツ地域で育ったアンドレアス・ドレーゼン監督によって映画化。2015ベルリン映画祭コンペティション出品。2008年、2作目となる『夜と灯りと』でライプツィヒ・ブック・フェア文学賞受賞。ライプツィヒ在住。
(『希望の灯り』プレス参照)