1966年9月28日、ブルガリアのソフィア生まれ。新ブルガリア大学で映画とTVの演出を学ぶ。長編映画デビュー作となる『Gog's Home』(00)は第51回ベルリン国際映画祭/ニューシネマ・インターナショナル・フォーラム部門、第25回モントリオール世界映画祭に出品され、ゴールデン・ローズ・ブルガリア長編映画祭で新人監督賞を受賞。また、02年のドキュメンタリー『Bread Over the Fence』では第45回ライプチヒ国際ドキュメンタリー・アニメーション映画祭最優秀東欧ドキュメンタリー映画賞を、03年の『Alphabet of Hope』では第14回ゴールデン・ライソン・ブルガリア・ドキュメンタリー映画祭最優秀ブルガリア・ドキュメンタリー映画賞を受賞するなどドキュメンタリー監督としても高い評価を得る。
長編劇映画2作目となる本作で、第12回ソフィア映画祭最優秀ブルガリア映画賞、観客賞をダブル受賞したほか、第3回チューリヒ映画祭観客賞、第28回ゴールデン・ローズ映画祭最優秀脚本賞・最優秀撮影賞、第24回ワルシャワ国際映画祭審査員特別賞など数々の栄誉に輝き、一躍注目を集めた。
(『さあ帰ろう、ペダルをこいで』プレスより引用)>