1971年アメリカ・ニューヨーク州生まれ。幼い頃から、父フランシス・フォード・コッポラの作品に女優として出演。短編『Lick the Star』を手掛けた後、ジェフリー・ユージェニデスの同名小説を脚色した『ヴァージン・スーサイズ』(99)で長編監督デビューを果たす。この作品はカンヌ映画祭でプレミア上映され、メランコリックな映像と類まれな音楽センスで多くの賛辞を集めた。2作目『ロスト・イン・トランスレーション』(03)では、アカデミー賞監督賞、作品賞、脚本賞にノミネートされ、見事脚本賞を獲得。また主演のビル・マーレー、スカーレット・ヨハンソンにも、世界各地で数々の賞を授けた。3作目『マリー・アントワネット』(06)は、アントニア・フレイザーによる伝記をもとにした作品で、『ヴァージン・スーサイズ』に続きタイトルロールにキルステン・ダンストを起用。衣裳デザイナーのミレーナ・カノネロがアカデミー賞衣裳デザイン賞に輝いた。
(『SOMEWHERE』プレスより引用)
●『ブリングリング』(13)は2013年12月14日(土)より全国ロードショー。