オーストラリア、ブリスベン生まれ。オーストラリア国立演劇学院(NIDA)を卒業し、演劇、映画、テレビで俳優として幅広く活動してきた。2002年、ラース・フォン・トリアー監督の『ドッグヴィル』で助監督を務める。ショートフィルム『MONSTER(原題)』は、テルライド映画祭やアスペン短編映画祭など50を超える国際映画祭で上映され、観客賞とエレン賞を受賞。2010年にアムステルダムの“Binger Filmlab”(国際的な長編映画およびドキュメンタリー開発センター)で脚本家過程を修了し、そこで長編映画『ババドック 暗闇の魔物』を監督。同作は、2014年1月のサンダンス映画祭で上映され批評家と観客の称賛をうけ、オーストラリア映画監督協会の最優秀監督賞、オーストラリア・アカデミー賞(AACTA)の作品賞、監督賞、脚本賞、およびニューヨーク批評家サークル賞の新人監督賞を受賞。監督・脚本家としての長編3作目『ALICE and FREDAFOREVER(原題)』はサラ・シェクターによるプロデュースで2019年に製作が予定されている。また、SF女性作家アリス・B・シェルドンの素晴らしい人生と作品を描くドラマシリーズ「Tiptree(原題)」では、脚本を書いており、監督もする予定である。今、彼女は最も世界から注目を浴びる映画人である。