1972年、静岡県出身。大阪の文具メーカーでキャラクターデザイナーとして勤務していたが、東京に移りセツ・モードセミナーに在学しながら、フリーのイラストレーターとして「nicola」、「KERA」、「zipper」等の雑誌で活躍、学研等ではキャラクターデザイナーとして活動していた。2000年から映像制作を開始する。インディーズ時代はアニメやパペットなどを使ったアート作品が主流で、数多くのインディーズ映画祭で受賞の常連となる。ぴあフィルムフェスティバル審査員特別賞を受賞した『ここからの景』を境に、ヒューマンドラマに作風が移行。05年、中島哲也がプロデュースするオムニバス映画『ヘアスタイル』の一編「おさげの本棚」で商業映画デビュー。07年、豊島ミホ原作小説の『檸檬のころ』で長編映画初監督。08年は『陰日向に咲く』の宣伝イラストを担当、09年スキマスイッチの楽曲をテーマにした短編映画『8ミリメートル』を手掛け、ショートショートフィルムフェスティバル2010のミュージックショートPV部門で優秀賞を受賞した。雑誌「cinema☆cinema」にて漫画「銀幕髭サーカス」を連載中。
(『指輪をはめたい』プレスより引用)>