1968年1月9日生まれ。ベルギーのブリュッセル郊外ユックル出身。映画学校IADやINSASで学んだ後、4本の短編を監督し、多くの映画祭で受賞。その後、『Max et Bobo』(97)で長編デビュー。マンハイムハイデルベルク映画祭最優秀映画賞などを受賞し注目を浴びる。そして長編2作目の『ポルノグラフィックな関係』では、第56回ベネチア国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、見事ナタリー・バイに最優秀主演女優賞をもたらした。2004年にはエマニュエル・ドゥヴォスを主演に迎えた長編第3作目『LA FEMME DE GILLES(原題)』を発表。同映画祭のオリゾンティ部門に出品され、アート&エッセイ賞を受賞した。全作品の脚本を担当しているフィリップ・ブラスバンの戯曲「Jef」を舞台で演出したこともある。
(『タンゴ・リブレ 君を想う』プレスより引用)