1969年、イスラエル・ハイファ生まれ。1998年6月にエルサレムのサム・スピーゲル映画テレビ学校を優秀な成績で卒業。2002年に『ブロークン・ウィング』で長編映画デビュー。同作は東京国際映画祭グランプリ、ベルリン国際映画祭パノラマ観客賞など世界中の映画祭で受賞を果たし、ソニー・ピクチャーズ・クラシックスに世界配給され大成功を収めた。長編2作目の『僕の心の奥の文法』(10)でも東京国際映画祭でグランプリを獲得し、史上初にして唯一となる2度受賞の快挙を果たした。以降も、監督・脚本を務めた映画は賞を受賞し、監督・共同脚本を務めたTVシリーズ「イン・トリートメント」(08-10)はHBOに採用されるなど高い評価を得ている。現在は、イスラエルを代表する映像作家の一人として、サム・スピーゲル映画テレビ学校にて教鞭を執っている。
(『旅立つ息子へ』プレス参照)