1981年2月5日生まれ、フランス出身。
17歳の時にオーディションを経てオリヴィエ・アサイヤス監督の『8月の終わり、9月の初め』(98)で映画デビューをした後、2000年、同監督の『感傷的な運命』に出演。その後、2003年から「カイエ・デュ・シネマ」で批評活動を行う一方、最初の短編『Apres mure reflexion(原題)』(04)を撮り、その後も次々と短編を発表する。
監督と脚本を手掛けた初長編映画『すべてが許される』(06)は、07年カンヌ国際映画祭<監督週間>に出品され、更にその年のルイ・デリュック賞に輝く。続く第2作『あの夏の子供たち』(09)はカンヌ国際映画祭<ある視点部門>にて審査員特別賞を受賞。第3作の『グッバイ・ファーストラブ』(11)はロカルノ国際映画祭で特別賞を受賞し、フランス映画界の新たな才能としての評価を確かなものにする。
(『ベルイマン島にて』プレス参照)
▼ ミア・ハンセン=ラブ監督・脚本、ヴィッキー・クリープス、ティム・ロス、ミア・ワシコウスカ、アンデルシュ・ダニエルセン・リー共演の『ベルイマン島にて』(21)。