◇◇ハニ・アブ・アサド/Hany Abu-Assad◇◇

 

1961年、イスラエル北部の都市ナザレに生まれた、イスラエルのパスポートを持つパレスチナ人。19歳の時にオランダに移住し、航空学を学ぶ。数年間、飛行機のエンジニアとして働いた後、プロデューサーとして映画・テレビ業界入り。チャンネル4やBBCほかで、外国への移民者に関するドキュメンタリーなどのテレビ番組制作に携わる。92年に初の短編映画『Paper House』を手がけ、映画祭でいくつかの国際的な賞を受賞。98年、『The 14th Chick』で本格的に監督デビューする。00年のドキュメンタリー『ナザレ』が、02年カンヌ国際映画祭・批評家週間に正式招待。ドキュメンタリー2作目『エルサレム、いつの日か』(02)は、03年サンダンス映画祭で上映されている。『レナの結婚』(02)を経て、04年にナブルスで撮影した、自爆テロを目論む2人のパレスチナ青年の物語『パラダイス・ナウ』(05)が、パレスチナ映画としては初めて、アカデミー賞外国語映画賞にノミネート。06年の米ゴールデン・グローブ賞最優秀外国語賞に輝いた。

(『クーリエ 過去を運ぶ男』プレスより引用)


▼アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた『オマール、最後の選択』(13)は、2015年公開予定。


オマール、最後の選択 (2013)
クーリエ 過去を運ぶ男 (2011)

 
 
 
 
 
 
 
 

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