1978年、バグダッド生まれ。バグダッドでファインアートを学んだ後、オランダで映画・テレビの制作を学ぶ。オランダ在住時にTVカメラマンとして、ドキュメンリーやスポーツニュースなどを手掛けた。その後、イギリスで撮影と演出の修士号を取得。
2003年のフセイン政権崩壊後、イラクに帰国して初監督をした「夢(Ahlaam)」<アラブ映画祭2006にて上映>は、125の国際映画祭で上映され、22の賞を受賞、2007年の米アカデミー賞外国語映画賞イラク代表候補にも選出された。
2008年、再び祖国に戻り『バビロンの陽光』を製作し、ベルリン国際映画祭でアムネスティ国際映画賞・平和映画賞をダブル受賞した他、サンダンスを始め各国映画祭で高く評価され、再び米アカデミー賞にノミネート。
同時期に、長編ドキュメンタリー「Iraq: War Love God and Madness」も完成させている。 また、『バビロンの陽光』のテーマにもなっている、イラクで発見された無数の遺体の身元を調べるためのWイラク・ミッシング・キャンペーン(IRAQ’S MISSING CAMPAIGN)Wプロジェクトを創設。
次回作は、女性自爆テロリストについての物語「The Train Station」、孤児院の未来について描いたドキュメンタリー「In My Mother's Arm」を製作中。
(『バビロンの陽光』プレスより引用)
▼Samar Qahtan, Ameer Jabarah, Hasan Bkheet共演『In the Sands of Babylon(原題)』(13)。
▼アティアとともに兄弟で監督したドキュメンタリー『In My Mother's Arms(原題)』(11)。
▼ドキュメンタリー『Iraq: War, Love, God and Madness(原題)』(11)。