ミネソタ州ダルースで結成されたプログレッシブ・ブルーグラス・バンド。2003年にフロントマン、デイヴ・シモネット(Dave Simonett)のサイド・プロジェクトとしてスタートした。伝えられるところによれば、シモネットが車上荒しにあい、アコースティック・ギター以外の音楽機材をすべて盗まれ、ブルーグラス、フォークなどアンプ類を必要としない音楽にインスパイアされた新しいバンドを作ろうとしたことが出発点になったという。それまでブルーグラスをまったく演奏したことがなかった彼は、メタルのバンドでドラムを叩いていたフィドラー、ライアン・ヤングやジャム・バンドのベーシスト、ティム・サクスホグ(Tim Saxhaug)、マンドリン奏者エリック・ベリー、バンジョー奏者デイヴ・キャロルとグループを結成。2004年にファースト・アルバム『Songs from a Ghost Town』をリリースする。そして4枚目のアルバム『Duluth』で、ブルーグラスのコミュニティに広く受け入れられるようになる。