ミネソタ州ミネアポリスを拠点に活動するザ・パインズは、2002年にともにシンガー/ギタリスト/ソングライターであるデヴィッド・ハックフェルトとベンソン・ラムゼイによって結成された。彼らはどちらもアイオワ州で生まれ育ち、アリゾナ州ツーソンに住んでいた時期に偶然に出会い、同様の音楽観を持っていることに気づき、一緒に曲を書くようになった。デヴィッドとベンソンはともに伝統的なフォークやブルースを聴いて育ち、ベンソンの父親ボー・ラムゼイは、グレッグ・ブラウン、ジョーン・バエズ、ルシンダ・ウィリアムズらとの仕事でよく知られるギタリスト/ソングライター/プロデューサーでもある。その後、デヴィッドとベンソンは、故郷アイオワを離れ、ミネアポリスに落ち着き、デュオとして活動を始める。さらにベンソンの弟アレックス・ラムゼイもピアノで参加するようになる。そして、ザ・パインズは2004年にセルフタイトルのファースト・アルバム『ザ・パインズ』をリリース。プロデューサーはボー・ラムゼイで、彼の仲間たちが3人をバックアップしている。
▼ 2016年にニューアルバム『アバヴ・ザ・プレーリー/Above the Prairie』をリリース。