<Electric Counterpoint>だけに限っても、たとえば、カナダのギター・アンサンブルであるForestareの『Forestare』(2007)とか、Powerplantの『Electric Counterpoint』(2008)とか、スペインのギタリスト、Jose Luis Bieitoの『Reflections』(2009)とか、Andrew McKenna Leeの『Solar/Electric』(2009)などが思い出される。
◆Jacket◆
◆Track listing◆
01.
Electric Counterpoint Version for Percussions - Movement I: Fast
02.
Electric Counterpoint Version for Percussions - Movement II: Slow
03.
Electric Counterpoint Version for Percussions - Movement III: Fast
04.
Six Marimbas Counterpoint
05.
Vermont Counterpoint Version for Vibraphone
◆Personnel◆
Kuniko Kato - percussions
(Linn Records )
そうした作品群のなかに、『kuniko plays reich』と対比してみると面白いアルバムがある。ひとつは、ブルガリア出身のパーカッショニスト、スヴェト・ストヤノフ(Svet Stoyanov)の『Percussive Counterpoint』(2008)だ。このアルバムでは、マリンバで<Electric Counterpoint>をやっている。ちなみに、加藤訓子は、スティールパン、マリンバ、ヴィブラフォンを組み合わせている。
そしてもうひとつが、マリンバとコンピュータを組み合わせたりするナサニエル・バートレット(Nathaniel Bartlett)の『Precipice: modern marimba』(2006)。このアルバムでは、マリンバで<Vermont Counterpoint>をやっている。ちなみに、加藤訓子のヴァージョンはヴィブラフォンだ。