Bater / ソープキルズ
Bater / Soapkills (2001)


 
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(初出:)

 

 

レバノン・ベイルートのインディーズ・バンド
2001年のファースト・アルバム

 

 レバノンのインディーズ・ユニット“Soapkills”は、1997年10月にゼイド・ハムダンとヤスミン・ハムダン(ラストネームは同じだが、血縁ではない)のふたりによって結成された。

 ヤスミンは家族とともに各地を転々とするような子供時代を送ってきた。土木技師だったヤスミンの父親は、妻と3人の娘たちとともに内戦で混乱するレバノンを離れ、一家はアブダビ、ギリシャ、クウェートなどに移り住んだ。ベイルートに戻ってきたのは、ヤスミンが思春期を迎えるころだった。

 ベイルートに帰属しているという実感がないヤスミンは、土地や人々とのつながりを取り戻そうとし、刺激を与えてくれる人を探し求め、ゼイドに出会った。ふたりが育った家庭や社会には、ゼイドのフランス語圏とヤスミンのアラビア語圏という異なるバックグラウンドがあり、音楽を通して異質な要素が融合することになった。

 このテキストは書きかけです。そのうちまとめたいと思います。ちなみに、このアルバムはジャズの影響も色濃く、興味をそそられるサウンドになっています。


◆Jacket◆
 
◆Track listing◆

01.   Le Zaalen?
02. Zizi
03. Cheat on Me
04. Coit me
05. Coit me (zeid mix)
06. Yahoo!
07. Follow
08. While You Are Rehearsing
09. Flower Juice
10. Enlarge it
11. Freres

◆Personnel◆

Yasmine Hamdan - vocals, guitar; Zeid Hamdan - vocals, guitar, bass, computer; Rabin Mroue - flute, choir; Walid Sadek - trumpet, melodica, horn[tenor]

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(upload:2014//)
 
 
《関連リンク》
Yasmine Hamdan: the modern face of Arabic music [the guardian]
ヤスミン・ハムダン 『YA NAS』 レビュー ■

 
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