1977年、ドイツ、ゲルゼンキルヒェン生まれ。照明助手、編集、助監督、製作助手として舞台やTVの仕事を始める。ベルリン自由大学で経済とジャーナリズムの学位を取得後、プラハ芸術アカデミー映画TV学校で1年間の映画コースに進む。2000年に『Hanging On』で監督デビューを果たし、2004年に名門ポツダム=バベルスベルクのコンラート・ヴォルフ映画TV大学に入学する。2011年、脚本・監督を務め、過激な右翼活動を描いた『Kriegerin』が、ドイツ映画賞作品賞に輝く。自身も、ドイツ映画賞脚本賞、バイエルン映画賞新人監督賞、ドイツ映画スポンサーシップ賞、プリ・ジュネーブ=ヨーロッパ脚本賞、ファースト・ステップ賞長編映画賞など数々の賞を受賞する。続く『Feuchtgebiete』(13)でも絶賛され、サンダンス映画祭グランプリ、ロカルノ国際映画祭金豹賞にノミネートされ、ドイツで最も才気溢れる監督の一人として高く評価されている。
(『帰ってきたヒトラー』プレスより引用)
▼『帰ってきたヒトラー』(15)は2016年6月17日より公開。