◇◇リン・ラムジー◇◇

1969年イギリス、グラスゴー生まれ。イギリス国立映画テレビ学校の卒業制作として作った短編『Small Deaths』(未)が、96年度カンヌ国際映画祭の審査員賞を受賞。続く『Kill the Day』(96・未)と『Gasman』(97・未)でクレルモンフェラン国際短編映画祭とカンヌ国際映画祭でそれぞれ審査員賞を受賞し、たちまちイギリス映画界の新星と注目を集める。そして長編第1作『ボクと空と麦畑』(99)はエディンバラ国際映画祭でオープニングを飾り、ガーディアン新人監督賞を受賞。00年度英国アカデミー賞では新人賞にあたるカール・フォアマン賞、ロンドン映画祭ではサザーランド賞(最優秀作品賞)、シカゴ国際映画祭ではシルバー・ヒューゴ賞(監督賞)を受賞するなど、高い評価を得、華々しいデビューを飾る。
長編2作目『モーヴァン』(02)はアラン・ウォーナーのカルト小説を脚色。スーパーの若い店員(サマンサ・モートン)がボーイフレンドの自殺の余波に巻き込まれる姿を描いた物語。02年度カンヌ国際映画祭でCICAE賞とユース賞に輝き、モートンが英国インディペンデント映画賞の主演女優賞、そしてキャスリーン・マクダーモットが英国スコットランドアカデミー賞の女優賞に輝くなど、高い評価を得た。本作『少年は残酷な弓を射る』はリン・ラムジーにとって9年ぶりの新作となる。

(『少年は残酷な弓を射る』プレスより引用)>

少年は残酷な弓を射る (2011)
 
 
 
 
 

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