1960年、オーストリア・ヴィナーノイシュタット生まれ。ウィーン・フィルムアカデミーで監督、脚本、編集を学び、91年からフリーランスの作家兼監督として活動を始める。卒業制作の『天国か地獄か』(未・映画祭上映のみ)が注目を集め、オーストリアで91年に公開され、90年度のOsterreichische Filmtage, 91年度の東京国際映画祭ヤングシネマ東京ブロンズ賞、フィレンツェ“Films of European Film Schools”大賞、マックス・オフェルス映画祭Minister President of Saarland賞、オーストリア前連邦教育・芸術省新人映像作家賞など、国内外で数々の賞を受賞した。01年に監督した『COME SWEET DEATH』(未)は、この年オーストリアで最も多くの観客を動員した作品となり、興行的に大成功を収めた。その他の監督作は、04年度オーストリア映画ナンバーワンの座に輝き、ベルリン国際映画祭、東京国際映画祭の他、ブリュッセル、ピルゼン、コニャックなど様々な映画祭に招かれ、コニャック映画祭では長編映画グランプリを受賞した『シレンティウム』(未・映画祭上映のみ) 。オーストリアだけで265000人を動員し、ムルンベルガーにとって最大のヒット作品となった、サイモン・ブレナー三部作の三作目『THE BONE MAN』(08年・未)などがある。
(『ミケランジェロの暗号』プレスより引用)>