◇◇アトム・エゴヤン◇◇

 

1960年7月19日、エジプトのカイロ生まれ。両親はアルメニアからの亡命者で、カイロで家具の販売を営んでいた。彼が3歳のときに一家はカナダのブリティッシュ・コロンビア州ヴィクトリアに移住、その後彼は18歳でトロントに出てトロント大学トリニティ・カレッジで国際関係学を学んだ。やがて映画に興味を持った彼は、19歳でモノクロ16ミリ、16分の短編映画『ハワードの送別会』(79)を製作、さらに『AFTER GRAD WITH DAD』(80・未)、『ピープショー』(81)、『オープンハウス』(82)と短編を連続して発表し、高い評価を受ける。特に『オープンハウス』は、カナダ国営放送(CBC)で放映され、彼が本格的に映画に取り組むきっかけとなった。初の長編はオンタリオ・アーツ・カウンシルの資金援助を受けて製作された『NEXT TO KIN』(84・未)。同作はマンハイム映画祭でインターフィルム賞を受賞し、カナダのアカデミー賞ジニー賞の監督賞にもノミネートされた。続く『ファミリー・ビューイング』(87)はロカルノ映画祭エキュメニック審査員賞、トロント映画祭最優秀カナダ映画賞を受賞、ジニー賞では作品・監督・脚本など8部門にノミネートされた。

(『クロエ』プレスより引用)


■ クロエ (2009)
■ 秘密のかけら (2005)
■ アララトの聖母 (2002)
■ フェリシアの旅 (1999)
■ スウィート ヒアアフター(1997)
■ エキゾチカ (1994)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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